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保険適応薬剤によるがん治療

いわゆる「標準治療」とは?

「標準治療」とは大病院を中心とした専門医が「普通に行う」医療にて、決して「最高の治療」との意味ではありません。
「標準治療」に用いるメニュ-は、各病院にて決定された最大公約数的なもので、各患者さんの年齢、症状、合併症などにより、細かく調節されたものではありません。

各患者さんに応じ、担当医の40年に渡る治療経験、知識を総動員して工夫された投与量、投与間隔を用いた抗癌治療を当院では行っております。

当院の使用薬剤には、発売後長く用いられ、目下大病院では使用されていない下記の様な使用例もあります。

例1)骨転移に対する「アレディア」
「ゾレドロン酸」又は「ランマーク」が通常用いられますが、長期に渡り短間隔で用い、下顎骨髄炎となった後に、アレディアを用いると比較的マイルドに治療できます。

例2)DMpC(フルツロン、ヒスロン、エンドキサンの組み合わせ)のホルモン、化学療法ですが脱毛の少ない軽度の副作用で、ときに注射化学療法に優る効果があります。